とある主婦からみた日常

楽に生きよう。楽を選ぼう。(トアシュフα版)

ブログを書く決意をした日の話

 気が付けば、もう50歳目前。

い~ぱい「迷い→決断→迷い→決断」を細々と繰り返し、

しかし、このフローはいつまでたっても、マイスタイルと呼べるほど

ルーチン化されてない現状。

 

 

なぜなら、能動的に解決しようとしたことは少なく、

いつも、やむにやまれず、損得に振り回されて決断を

せまられるというループが多かったからと推測します。

 

 

でも、50歳目前の中年女が、初めて損得勘定なしに能動的に

決断したことがあります。

 

 

それは、「ブログを書くこと」

 

そして、「自分の気持ちを正直に書く」こと。

 

 

私はず~~っと、誰かの意見に同調する事に全身全霊を注ぐ人生を

送ってきました。

 

 

自分の意見、ありますが、公の場では言えません。

 

 

たま~に、「はい、そこのあなた」なんつって、指名されて

しまって何事かを発っする事になってしまったら、

全身赤面。

声は震え、

何を言ったのか記憶が残らない事がしばしば。

 

 

 

どこに出向いても、何をしていても、私はあいづちをうつばかりで、

声を発する事は少なく、常に風景と同化している毎日。

 

 

年1回ぐらい遭遇する集合写真撮影なんかにも、私は「個」の集まる

集団の写真というよりは、「風景」の一つに添えられてる感じ。

 

 

これでいいやと思って生きていたのですが、

 

ある日、パニック障害が私を襲います。

 

 

気楽に外に出られなくなった私。

こんな毎日はもうごめんだ。と泣く日々。

 

 

何がいけなかったのかを自問自答する毎日。

 

 

そんな暗中模索の中、ふっとある思いがよぎりました。

 

 ん?私って、何してきたんだっけ?

 

だいたい、私って誰よ? 

 

まてまて、私を測る軸がそもそもない。

私って、軸がないわ。

 

ブレブレだよーー!

 

 

 とりあえず、軸探ししてみたい。

 

 

そんなことを思いながら、

家族の洗濯物を干していたある日、

ずいぶん前に読んだ、とある本の事を思い出します。

 

 

「なにもやれる事がないなら、とりあえずブログをかいてみて。」

「何かを自分から発信してみよう」

 

 

そんな事がかいてある本でした。

  

 

でもさ、ブログったって、

世に出すからには、ちゃんとした文章をかかないとねー。

これといった目玉な出来事もそんなにないしさー。

そもそも、何を書いたらいいんだよー。

だいたい、世の中ブログなんてものすごい数があるんだから、

誰が読んでくれるものか。

 

 

そんなスパイラルを散々続けながら月日が経ち、

 

脳の思考回路がパンク。

 

 

もう、誰も読んでくれなくたっていい!

 

とにかく、自分の外に自分を出したい!!

 

なんでもいいから、ブログやってみる!! 

 

 

・・というわけで、ブログを書く決意をし、

 

 

そして、ブログというツールを通して、今、私は世界と

繋がっているような気がしてきました。

 

私のまんまで、繋がっている。

 

 

偶然、ネット上を通りがかった人。

もしかしたら、実際に一行でも文章を読んでくださった人。

たまに、星を下さる方まで!

 

その方たちの痕跡が、閲覧数になり、

数字が、ちびちびと変化する喜び。

 

 

あ~、生きてるな~。

私、確かにこの世に生きてるわ。